予防歯科
Preventive dentistry
Preventive dentistry
『患者さんが自分自身の口腔内疾病リスクを理解し、自ら積極的に予防法を考えて行動することが、生涯にわたり口腔の健康を維持することに繋がる』と考えております。
また、喪失リスクの高い歯は、
です。
ご自身のお口の中にどのようなリスクを抱えているのか理解することで、どのような対策をする必要があるのかが分かります。
歯科ドックにて詳細な資料を収集し、今まで起きてきたこと、今起きていること、今後起こり得ることを十分な時間をかけてお話しいたします。
その上でお一人お一人にあった計画を立てていきましょう。
当院の予防歯科は、患者さんが抱えているお口の中のリスクや傾向を分析し改善することで、お口のトラブルの予防を目的としています。
歯科治療には「原因療法」と「対症療法」の2つがあります。
「原因療法」とは疾患を引き起こす原因から根本的に改善する治療です。
対して、「対症療法」は罹患した疾患の症状に対して行う治療です。
掲載しているイラストをご覧ください。
蛇口から出た水が溢れてしまい、濡れてしまった床を拭いている人がいます。
この状況を解決するには何をするべきでしょう。
問題解決のためにはまず蛇口を捻って水を止めることではないでしょうか。
ここでは蛇口を締めて水を止めることが原因療法、濡れてしまった床を拭くことが対症療法といえます。
悪くなったところだけを治療する、こういった治療は見た目や食事にとって大切ですが、実際に起こってしまった症状だけを改善する対症療法です。
治療した歯が長持ちするには原因から。
原因の解決ができていない歯は、一生懸命治療しても長持ちしません。
まずはお口のトラブルの根本に目を向けてみるのはいかがでしょうか。
十分な時間をかけてお話しいたします。
その上で患者さんのライフスタイルにあったメインテナンスプログラムを考えていきましょう。
お口の詳細な治療を収集し多角的にお口の状態を把握いたします。
具体的には虫歯、歯周病、噛み合わせ、顎関節、粘膜疾患などの現在の状態やそのリスク評価を行います。
当院での治療方針を決定する上で大切なステップです。
悪くなってから治すのではなく悪くならいようにする歯科治療です。
『患者さんご自身が自宅で行うセルフケア』と『歯科医院で行うプロメインテナンス』があります。
フッ素(フッ素化合物)は口腔内の環境と整え、歯質を強化することで虫歯の予防をする方法の一つです。
などの効果があります。
正しい濃度、使用法を守ることで効果を発揮するため、是非ご相談ください。