- 肩こり
- 頭痛
- 顎関節症状
- 冷水痛
- 咬合痛
- 耳症状
- ストレスを感じやすい
- 睡眠障害
噛み合わせ
Occlusion
Occlusion
歯科治療は『炎症』と『力』のコントロールと言われています。虫歯や歯周病は細菌感染が原因とされている『炎症』です。加えて、歯に異常な『力』がかかると虫歯や歯周病の発生・進行や病状増悪、さらには筋肉や顎関節に影響を及ぼすため非常に大切な分野です。
まず、お口の中の写真やレントゲン、模型などの資料をとります。その後、咬合器と呼ばれる装置を用いて顎がどのように動き、歯のどこが当たっているのかを診断し原因を探し、悪影響を及ぼしている箇所を特定し調整します。場合によっては、マウスピースを使用していただくことや、歯を固定し安静にすることで治癒を促します。しばらく時間をおき、悪い症状が改善したかを確認します。
起きている時や睡眠時に起こる上下の歯を噛み合わせる癖のことを言います。噛み合う際に歯に不適正な荷重がかかるため、様々な問題をお口の中や筋肉、顎関節に問題を引き起こします。また、顎の動かし方でグライディング、クレンチング、タッピングと3つのタイプに分けられます。クレンチングは音の出ないタイプですので、気が付きづらい特徴があります。
主に体調や精神的ストレスが関係しているといわれています。そのため、日によって症状が出たり出なかったりします。また、不正咬合などの上下の歯の当たり方が原因との報告もあります。
体調や精神的ストレスはライフスタイルに密接に関係しています。原因を除去することが第一ですが、だからと言って学校や仕事を変えるというのは、現実的ではありません。日中意識できる時は自分で気づくこと(認知行動療法)で予防できます。
また、寝ている時など無意識下の時はマウスピースを使用するなどの対策をすることをお勧めします。日常の動作で、例えばパソコンモニターや携帯電話に集中している時やスポーツをしている時に気がつかずに食いしばっていることはありませんか。そうした癖や生活習慣の改善のお手伝いをさせていただきます。